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ブリーディングした子犬の出産情報や成長していく様子を記録します
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ペットオーナー様へのお願い
2019年04月11日 (木) | 編集 |
子犬ちゃん…ではなく。
例年この時期に見かけることに対するささやかながらも切実なお願いの記事になります(。ŏ﹏ŏ)

トリマーやトリミングサロン、獣医さんや動物病院にはどうしようもない、飼い主さんの一手間で防げる事故・防げる怪我のお話です。
こんな事故でこんな怪我に!…の画像がぱーんと目にはいるようにはしていませんが、内容が内容なのでお気をつけください…!

痛々しいの無理…という方はそっと閉じてくださいませ。

ただ、先に述べたとおり、「飼い主さんさえ気にかけてくれれば防げる怪我」です。
中間をぶっ飛ばしたら「セルフトリミングもいいけどチェックしてあげてね!」「自信がなかったらせめて半年に1回はプロに頼んで全部やってもらってね!」です。

暖かくなってきたから1年ぶりに散髪~♪が増える時期になるとたまに遭遇します。
綺麗にして年を越させてあげたいから~♪が増える時期にもたまに遭遇します。



そんな感じで、怪我のお話始まります…(。ŏ﹏ŏ)




どうして「トリマーや獣医さんではどうしようもないのか」の理由は簡単です。
人間の子供と違ってあくまでペットなので、来店(来院)して貰わないとどうしようもないのです。

人間の子供なら何日も何週間もお風呂に入らず着た切り雀だったとしたら、怪我をしているのに何の処置もせず放置されていれば、学校なりに通っているかぎり保護者以外のなんがしかの手が入ります。
ペットならおうちにこもりっきりのパターンが多く、犬なり猫なり人間と違う生き物なので、詳しくない人はもちろん飼い主さんから見ても「こういうもんかな?」と見逃されがちです。

文字だけになりますが、あえて痛々しい表現を使っています。
こんなことになるんだぞー気をつけてくれよー、との脅しもあります。
骨折や交通事故等と違って、ほんとうに、ただの一手間で防げる事故と怪我なのです。




1)肛門腺
2)口腔内
3)皮膚
4)爪

大なり小なり怪我の具合はありますが、患部として挙げるとだいたいこの4箇所になる気がします。

1)肛門腺
肛門の左右に~、の、部位に関する説明は検索してください。
『溜まりすぎると破裂する』『破裂したら肛門の斜め下に穴が開く』の二点だけ把握していただければ充分です。
放置してると破裂します。絞ってるつもりでも絞りきれず溜まっていくと破裂します。ちゃんと絞っていても溜まりやすい子だとちょっとの間で破裂します。

肛門の斜め下に、肛門と同じかそれよりも大きな穴が開いて、肉が見えている状態、になります。

破裂しちゃうと即病院に駆け込むレベルの見た目になるので、美容にくる子でその状態を見たことはありませんが、実物はほんとう…「肛門腺破裂」の画像検索で出てきた画像よりも痛々しい状態です。
痛々しさ以外にも、本人はソファだろうが布団だろうがラグだろうが気にせず座ります。そっちも割と悲惨なことになります:;(∩´﹏`∩);:

傷なので感染症は心配ですが、きちんと獣医さんに見てもらえれば綺麗に治ります!
でも、『飼い主さんが気にかけていたら防げる怪我』です。



2)口腔内
虫歯…は、なりませんが、歯周病にはなります(。ŏ﹏ŏ)
毎日歯磨きを!歯石が付いたら病院に!…と言うと重荷のように感じられるかもしれません。歯石がたくさんついている子もたくさん居ます。
歯石→歯周病→抜歯、の流れはよく聞きますし説明しますし、その点を気にかけてくださる飼い主さんも多くいらっしゃいます。
歯周病が進行して目の下に穴が開くことも、わりと周知されてきた気がします。

でも、違うのです(。ŏ﹏ŏ)
そこではないのです(。ŏ﹏ŏ)

歯にまとわりついた毛や食べかすが、歯茎を溶かすのです。
歯にまとわりついたゴミが、歯垢の苗床になるのです。

毎日歯磨きしてくださいとは言いません。もちろんしてもらった方が歯は綺麗で長持ちします。でも、せめて、たまにでいいので、歯にゴミが絡みついていたら、歯垢の塊が出来ていたら、取ってあげてください。

こまめに毎日、とは言わずとも、週に1度でも、月に1度でも、『飼い主さんが気にかけていたら防げる怪我』です。
人間と同じで、固いものや固形物が食べられなくなると顎が弱って寿命が縮みます。
食事の手間はもちろん、口臭でも飼い主さんに負担をかけます。



3)皮膚
要するに『不潔にしていたら病気になる』です。
目頭の目脂がかぴかぴに…じゅくじゅくで炎症して…も、なんです、が。

毛玉なりオムツなり→蒸れる→雑菌の温床

セルフシャンプーしているからといって大丈夫ではありません(。ŏ﹏ŏ)
洗いとすすぎは出来ていても、ドライングが不充分だと結局不潔で雑菌の楽園です。
耳の後ろでも脇でも内股でも、毛玉が出来ていればその毛玉の根本はほぼほぼ洗えてないし、すすげてないし、乾いてません。

毛玉ももちろんですが、オムツも。
人間と同じようにオムツでかぶれます。
そして、オムツなので不潔です…(。ŏ﹏ŏ)

赤くなる、程度ならまだマシで、そこから派生して傷口(元からあったのか、それとも炎症からなのか…)が爛れてカビ(?)が生えてぐちゅぐちゅになった子もいました…(。ŏ﹏ŏ)


うちの子チワワだし、ダックスだし。
プードルとかマルチーズとかじゃないし。
毛も短いから毛玉とか出来てないし。

そうお思いの方。
足の裏、大丈夫ですか…?

意外と盲点なのが足の裏です。
肉球の間で団子が出来て、足の裏だから濡れるし汚れるし、もとより皮膚の弱い部位です。
どうなっちゃうのかは想像に難くないと思います…(。ŏ﹏ŏ)


うちの子柴犬だし。
足の裏の毛も短いし。

そうお思いの方。
抜け毛、大丈夫ですか…?

今からの季節、インナーにヒートテックを着ますか?
真夏にボア地の洋服を着ますか?

毛玉ではなくとも、抜ける毛がそのまま全身にまとわりついていれば、雑菌にとって楽園でしかありません。湿度も温度も楽園そのものです(。ŏ﹏ŏ)

もつれていたら皮膚が~はよく説明しますが、全身団子のフェルト状態、までいかずとも、団子のせいで足の裏が真っ赤で痛々しいことになっている子はそこそこの割合で居ます。
団子に毛が絡みついて大きくなる前に足の裏を見てあげてください。

血は出ていなくとも『飼い主さんが気にかけていたら防げる怪我』です。



4)爪
このお願い記事を書くきっかけでもあります。
久しぶりに『肉球に爪が埋まった』子が居たのです(。ŏ﹏ŏ)
怪我としては治っていましたが、あきらかに『伸びすぎた爪が抜けた』子も、居たのです(。ŏ﹏ŏ)

爪は固いです。肉球は柔らかいです。肉球に擦れても爪は伸び続けます。肉球に、身に、肉に、爪がじわじわと食い込んでいきます。食い込んで食い込んで、肉に突き刺さっても爪は肉の中で伸び続けます。きっかけの子は2センチ近く肉球に爪が埋まっていました。
もちろん、爪を切って、肉からそれを抜けば出血します。傷なのでばい菌が入ればもちろん腫れます。化膿します。

ただ食い込んでいるだけの子は、残念ながらよく見かけます。
でも、その時点で気付いてくれれば、その時点で爪を切りさえすれば、爪は肉に刺さりません。ただ肉球がへこんで、すぐに戻るだけです。

爪が刺さるのは、言い逃れできないレベルのまがう事なき『飼い主さんが気にかけていたら防げる怪我』なのです。1日2日で爪は伸びません。1週間2週間で爪は刺さりません。

散歩に行って削れてるから、と油断しないでください。刺さるほど伸びるのはほとんど狼爪(親指)です。他の指は地面につくぶん削れますし、伸びたとしても指が奇形になる程度です。


爪が巻いてないからいいや、と思わないでください。
長い爪はひっかかります。ひっかかって足が動かせなくなれば、本人はパニックになります。パニックになれば、力の限り足を動かします。爪が固定されているのに、足を動かします。爪が根本から抜けます。あるいは、折れます。

本人は気にしないかもしれません。
気にしても血が止まるまで舐めるぐらいかもしれません。
でも、それでも、適度な長さに整えてさえいれば、『飼い主さんが気にかけていたら防げる事故』なのです。

爪自体の怪我はもちろん、長すぎる爪は武器になります。
家族やお友達に思わぬ怪我をさせる可能性も高まります。

わんこは自分で自分の爪の手入れをしません。
歩いて削るぐらいで、手入れらしい手入れはしません。

にゃんこは自分で自分の爪を手入れしますが、先を尖らせる、あくまで武器としてのお手入れです。
獲物を捕るための武器ではありますが、それよりも、何かに引っかかったりして不便な思いをします。すぐに外れれば問題有りませんし、元から猫の爪は抜けていくものですが、パニックになれば根本から抜けてしまうかもしれません。

飼い主さんが気にかけていても爪が折れたり抜けたりは、します。残念ながら完全に防ぐには靴を履かすぐらいしかないと思います。
それでも、伸びている子と切っている子なら確率は全然違います。




階段から落ちて骨折しちゃった。
車道に飛び出して車に轢かれちゃった。
異物誤飲して手術になっちゃった。

階段に近寄れないように柵を立てていれば。
リードを離さなければ。
変な物を食べないように注意していれば。

そんな不注意の事故や怪我とは違うのです。
噛んだり暴れたりする子じゃない限り、ブラッシングはおうちで出来ますし、歯のゴミもおうちで取れます。爪切りや肛門腺絞り、足の裏のバリカンは連れてきて貰えればすぐに終わります。

「こういうもん」と納得せずに、一度チェックしてください。

毎月だとかは言いません。普段はおうちでお手入れしていても、半年に1度でもいいので、全身のお手入れをさせてください。
トリマーは獣医さんではないので病気の診断や治療は出来ませんが、「病院に行くほどではなさそう」「こういうもんでしょ」と思いがちな症状を、獣医さんと同じかそれ以上の数見ています。

自分の家の子をよくわかるのは、いちばん解るのは、飼い主さんです。
でも、どうしても「こういうもんでしょ」と見逃してしまうものはあります。

目に見える爪にしても、「爪が伸びてる」の状況の把握は出来ていても、「肉球に刺さる」まで予測できる・把握できる飼い主さんは、残念ながら少ないです。居ないかもしれません。
「爪が伸びているから切らなきゃ」と「爪が刺さる前・抜ける前に切らなきゃ」は、同じようで全然違います。

美容院に出してたら病院に行かなくてもいい、ではありません。定期検診も大事です。そもそも所詮散髪屋なので病気に関しては専門外です。でも、「こういうもんでしょ」と見逃してしまう予兆に気付く可能性は、それの孕む危険性への知識は、飼い主さんよりは高いです。

病院はどうしても敷居が高くても、シャンプーは病院に比べればずっと敷居が低いと思います。
暖かくなってきて予約が取りづらい日も増えてくるかと思いますが、ご予約ご来店お待ちしております。
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